平成12年度代表質問

  1. 第3セクター、アワードの問題について
  2. 水道事業について
  3. 市民病院における電磁波問題について
私は、質問通告に従い順次質問をして参ります。


まず初めは第3セクター、アワードの問題についてお伺いを致します。

 株式会社ワードは昭和63年7月1日に、県、市、それから地元企業等の出資で設立された第三セクターであります。
 当時は木工業者に対する商品開発、市場開拓及び流通システム開発,商品.デザイン開発等を主体とし、木工業者のオリジナル商品開発、カタログ制作、販路開拓、それからデザイン熟、商品開発塾等を目的に鳴り物入りで設立されました第三セクターの会社であります。

 本年4月20日付けの徳島新聞には、アワードがベンチャー産業にふさわしい製品やサービスを提案した企業に贈られる審査委員会奨励賞を受賞したそうであります。
 しかし、経営内容を見てみますと、平成8年度から急激に業績が落ち込み、累積赤字が雪だるま式に大きくなっているように思われます。 また経営は非常に困難で、人件費も借入金でまかなっているとも仄聞を致しております。
そこでお尋ねを致しますが、実体はいったいどうなっているのかまず初めにお答えを願います。
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次に水道事業についてお伺いを致します。

 本市の水道事業は大正15年9月に給水開始以来、実に70年を経過いたしております。この間には3次にわたる大規模な拡張事業を実施すると共に、市民皆水道を目指して、平成2年度から第4期拡張事業に取り組んでいるところであります。
 しかしながら一口に市民皆水道と言いましてもこれには多額の資金が必要にあるわけでありまして、第4期拡張事業一つを取りましても359億という多額の資金が必要となるわけでありまして、当然経営を圧迫し経営困難に追い込まれて参ります。
 当然の事ながら経営健全化の措置は避けては通れない課題となって参ります。

 しかし、水道事業は今更申し上げるまでもなく、公益事業でありまして利益追求だけを目的とするものではありません。事業経営に当たっては経営の健全性が確保されない限り、安定給水をはじめとした適切な利用者サービスを行う事は困難であります。もし水道水が供給困難な状況になれば、市民生活や産業活動が成り立たず、都市の基盤施設としての社会的使命が果たせない、大変な事態となることは火を見るより明らかであります。

 そこでお伺いをするわけでありますが、これまで理事者から、平成9年度より赤字が発生していると聞いておりますが平成11年度決算も明らかになったことと思いますので、経営状況はいったいどのようになっているのか、またその後の見通しについて理事者はどのように認識をされているか、まず初めにお答えをお願いいたします。
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次に市民病院における電磁波問題に付きましてお伺いを致します。

 この電磁波につきましては以前にも建設委員会や本会議でも大きな問題として取り上げられた経緯があります。それは電磁波が人体へ及ぼす影響があるのかどうかと言うことでありました。
 その当時はまだ携帯電話の台数も少なかったのでありますが今や携帯電話は子どもからお年寄りまで持つような時代になり、今では家庭の電話加入台数より携帯電話の加入台数が大きく上回ったそうであります。それに伴い携帯電話の送信塔があちらこちらに建設をされております。

 市民病院では患者にもしもの事があればいけないと言う事で院内での携帯電話の使用は禁じているようでありますが、それよりも遙かに大きい電磁波を出す送信塔が病院の近くに今、建設をされようとしております。 携帯電話の使用さえ禁じている病院のすぐ近くに、今出来かけている大きな送信塔は入院患者にとって影響はないのかまず初めにお伺いを致します。
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以上、ご答弁をいただきまして再問をしていきたいと思います。
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