平成21年本会議代表質問  終問・まとめ
  平成21年12月議会まとめ



それぞれご答弁を頂きましたので再々問あるいはまとめてまいりたいと思います。



 
まず初めは行財政健全化計画についてでありますが、

市長から、1期計画と同じく、先頭に立って健全化を進めて行かれるとの強い決意を頂きました。そのお気持ちで、徳島市の将来像をしっかりと見極め、地方分権時代にふさわしい県都となりますよう、2期計画に取り組んで頂きたいと思います。

その為には職員の資質のより一層の向上を図り、その有している可能性.能力を最大限引き出していくことが必要であります。人材育成を重点課題として、職員の意識改革と能力開発の推進を図っていただきますよう強く要望をしておきます。

次に防災対策に関してでありますが

天災は忘れた頃にやって来る、南海地震のシナリオは、まだまだ時間があるように思われがちですが、すでに折り返し点を過ぎており、いつ来てもおかしくない状態であると言う危機感を持って対策に講じて頂きたいと思います。
一般的に「地震だ、津波だ、すぐ避難」の意識が、まだまだ足りないと自主防災組織の役員の方達からもお聞きする事があります。引き続き、市民の意識に十分浸透するような啓発や訓練や指導を進めて頂きたいと思います。
沿岸地域の避難困難地域につきましては東部環状線や四国横断道路以外に考えられない地区もございます。文字通り高速道路が命の道に変わります。
民主党政権の言う、費用対効果が少ない徳島県の四国横断道はこういう意味からも早く完成させますよう、国に向けての強い要望もして行って欲しいと思います。

次に介護保険事業につきましては

現在の所、計画通りに推移していると言うことでありますので少し安心をいたしました。借り入れをすると言うことは、将来的にその返済に掛かる負担を強いられることになりますので、保険料の高騰の要因として懸念をしておりました。
高齢者の方が安心して毎日を過ごせるようにするためには、介護保険料の負担は軽い方がもちろん言い訳でありますが、本当にサービスを必要とする人が適切なサービスを受けられないと言うことはあってはなりません。
常に両方のバランスを考え、今後も適切な介護保険事業の運営に努力をして頂きたいと要望をしておきます。

次に市立高校でありますが、

市長から市立高校に対する熱い思いを力強くご答弁頂きました。
私も徳島市立高校の卒業生の一人として、今後、ソフト面での充実も図って頂き、市立高校がますます飛躍し、名実共に県下のトップ校として、全国に誇れる高等学校にして貰いたいと思います。

次に図書館についてでありますが、

図書館に対するお考えを教育長、市長とそれぞれお聞かせを頂きました。
私が視察研修をした自治体におきましては、四国県都4市におきましても、また東京23区の自治体におきましても図書館が1つしかないと言うのは徳島市だけでありました。 今の図書館だけでは拡張や増書もままならない事態まで来ているようで有りますので分館よりもさらに飛躍した特色ある図書館がもう一つくらいあっても良いのではないかと思っております。

今後はご答弁にあったように、様々な視点に立って素晴らしい図書館作りを検討され、また併せて特色あるサービスについても検討し、市民に愛される施設となることを期待しております。

最後に学校給食でありますが、

学校給食は食育の立場から、教育上重要な「生きた教材」であり、全ての学校で、美味しく公平に提供されることが大切だと思っております。
また、受益者負担の公平の立場から、保護者間の不公平もあってはならないものだと思っております。
これらのことから、何とかして給食費の未納をなくしたいとの思いで、今回、このような質問を提案させて頂きました。関係部局におきましては、今後も国の動向を注視し、子ども手当の有効活用について研究してくださいますよう要望をして、私の質問を終わらせて頂きます。



ご静聴ありがとうございました。

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